有線イヤホンの収納と持ち運び【断線防止】
有線のイヤホンで一番多い不具合が断線です
だから断線を防ぐことができると
お気に入りのイヤホンを長くお使い頂けます
イヤホンはシンプルな構造で音を鳴らしています。
特に有線イヤホンは全体的にシンプルで故障が発生しにくく、ワイヤレスイヤホンのように半導体やバッテリーといった寿命のあるパーツも使っておりません。
従いまして有線イヤホンは断線を防ぐことができれば、永く(あえてこちらの字にしています)お使い頂くことができる製品なんです。
断線の原因
イヤホンのケーブルの内部で音声信号を伝えるのは銅線です
やわらかくても銅は金属ですので、同じ位置で屈曲を繰り返したり、
鋭角に強く折り曲げることはダメージを与えてしまいます
また引っ張る力(張力)が掛かった場合にはイヤホン内部の溶接部にダメージを与える場合があります
イヤホンにダメージを与えやすいシーン
・イヤホンの抜き差しの時にプラグ周辺ではなくケーブルを引っ張る
・バッグやポケットにそのまま収納
中で周囲の物がイヤホンやケーブルに触れたまま動きます
歩行などの動きで何度も細かな屈色を繰り返します
鞄の中の荷物に引っかかり張力や屈曲が発生する事もあります
・プレイヤーやスマホに(強く)巻き付ける
・毎回同じ個所で折り曲げて収納している
プラグ部やリモコン/マイク部の両端は同じ位置で折れ曲がりがちです
板状の平らで小さい巻き取りツールも同じ位置で屈曲を繰り返します
・絡まったケーブルを解きほぐすために強く引っ張ってしまう
・(聞いている時に)ケーブルを何かにひっかけてしまう
・バッグやポケットから取り出し時、何かに引っかかっているのに強引に引っ張り出す
・収納前に手に巻き付けるとき、強く力を入れて引っ張って巻き付けている
これらを行ってしまうと内部の溶接部にダメージを与えることがあります。
おすすめの収納方法
・やさしく丸く巻き取りましょう
・強く巻き付けないのがコツ(あくまでもやわらかく)
・リモコン部/マイク部、分岐部の前後で急に折れ曲がらないように
巻き取り位置に気をつけると避けられます
・最初にリモコンマイク部分から巻き始めるのもおすすめ
・小さいケーブル巻き取りツールを使う場合は鋭角に折れ曲がらないように
外部からの力がかかりにくいケースに収納しましょう
(セミ)ハードタイプケースへの収納がおすすめ
イヤホンやケーブルへのダメージを大幅に抑えられます
収納時に少し余裕があるサイズのケースを選びましょう
イヤホンにケースが付属している場合はぜひご活用ください
小型ケースに複数のイヤホンを無理に詰め込むのは避けましょう
その他
ケーブルクリップを利用すると視聴中にケーブルを何かにひっかけてしまうことが減らせます
収納時や取り出し時の少しのケアで断線の発生は大幅に減らすことができます
イヤホンを優しく取り扱う事で、より長くご愛用下さいませ
※最後までお読みいただきありがとうございました。