完全ワイヤレスイヤホン(TWS)を紛失しないために
ケーブルがなくてスッキリと使い勝手が良く、最近の人気のイヤホンが完全ワイヤレスイヤホン、TWSとも呼ばれる機種です。
左右のユニットがそれぞれ独立、加えてイヤホン充電用の収納ケースといった3つのピースになっている形状が特徴です。
それぞれのパーツ(特にイヤホン部分)が小さく独立しているため紛失が心配される形状のイヤホンです。
完全ワイヤレスイヤホンを紛失しやすいシーンと紛失しない方法を考えてみました
①充電ケースごと持ち歩く
完全ワイヤレスユーザーの中には通勤や通学の日常の使用でも、充電ケースは家に置いておきイヤホン部のみを持ち歩く方もいらっしゃるそうです。
聞かない時に収納する場所が決まっているとよいのですが、ポケットやバッグ、バッグの中の色々な場所に入れてしまったり、その辺りに置いてしまうと紛失の原因になりがちです。
また、手動で電源や接続をオフにしない限り常に待ち受けとして接続されるので不便な面もあります。(通話利用などが多い方は逆に常時接続しておくと便利です)
聞かない時の紛失を防ぐためにも、できるだけ充電ケースに入れて持ち出すことをおススメします。
②耳にフィットするイヤーピースにする
フィットするサイズのイヤーピースを使っていない事で、イヤホンが耳から脱落すると思わぬ場所に落下させてしまいかねません。
側溝、川、線路、車道、雑踏、階段、エレベーター、エスカレーター……
そんな場所へのイヤホンの落下は想像するだけで怖いです。
不意に脱落させないためにも耳にフィットするサイズのイヤーピースを使いましょう。
もちろん耳にフィットするサイズのイヤーピースはイヤホンの本来の音質も引き出してくれます。
イヤーピース専門メーカーも多く、家電量販店やイヤホン専門店ではフィット感の高いモデルも増えているようです。
③落下の可能性があるシーンではイヤホンを耳から外して収納しておく
通勤や通学で早歩きや走るとき、また駅のホームや周囲に溝や川が近い時など、落下のリスクを感じるシーンではイヤホンを外しておくだけで紛失の可能性を減らすことができます。
暗い夜道なども危険なのでイヤホン視聴は推奨しておりません。また落下させると見つからない可能性も高くなってしまいます。
参考:2020年7-9月東日本管内では950個のイヤホンの紛失があったそうです。
最近では駅や車内で必ず「イヤホン落下(紛失)注意」のポスターを見かけるのではないでしょうか。某大手私鉄の発表でも月に100個以上の落下があったようです。
線路に落とした場合、イヤホンは小さいのでマジックハンドで拾い上げるのは難しく終電後の回収となる事が多いため、手元に戻るまでに時間がかかるようです。
バラスト(砕石)が敷設されている路線では発見できない場合もあるそうです。
耳から外したイヤホンは充電ケースに戻すようにしましょう。
紛失を防ぐことにもつながりますが、誤操作を防ぐ意味でも重要です。
タッチセンサー式のイヤホンを手で握っていると誤タッチで再生が始まったり、時には電源オン/オフ(長押し)を行ってしまうこともあります。
④紛失防止、脱落防止ツールを使う
イヤホンの機種にはよりますが、左右をつなぐコードのパーツや耳にフックする形状のパーツが同梱されていたり、また同様のアイテムがサードパーティから販売されていることがあります。
このようなツールで紛失のリスクを大幅に軽減することができますので、一度調べてみてはいかがでしょうか。
特に紛失が心配な方はこのようなツールが同梱されている(別途購入できる)イヤホンを選ぶのも一つかもしれません。
⑤イヤホンを外した時、とっさに衣服(ポケット)に入れない
最寄り駅や自宅玄関に到着したとき、コンビニやスーパーで袋や支払い方法を聞かれたとき、とっさに外したイヤホンをポケットに入れてしまっていませんか?
その結果イヤホンが(クローゼット内のどこかに?)行方不明になった、衣服ごと洗濯してしまったという事例もSNSで数多く見られています。
防水性能を備えるイヤホンは多いですが、洗濯は水流、洗剤、柔軟剤、すすぎや脱水など、本来の防水性能の対象から外れた環境なので故障につながります。
イヤホンを耳から外した時は可能な限り充電ケースに戻したいところです。もし充電ケースを取り出せない場合でもポケットではなくバッグ等に入れましょう。行方不明になってしまったり、洗濯してしまう可能性を大きく減らせます。
なお充電ケースが小型のイヤホンでしたら、充電ケースをポケットやバッグの取り出しやすい場所(とっさに収納しやすい場所)に入れておくことができます。
また充電ケースにストラップが付属しているモデルはケースの紛失を避けやすく、バッグなどからも取り出しやすいのでおススメです。
完全ワイヤレスイヤホン、紛失しない為に
・聞かない時は充電ケースで決めた場所に収納する
・ 脱落を防ぐ(フィット感、脱落防止ツールを使う)
・とっさに衣服に入れない
など注意してみてはいかがでしょうか。
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※最後までお読みいただきありがとうございました。